「金沢コミュニティ映画祭2005」イベントのひとつである、まちなかパフォーマンス”ニッケルオデオン・ワゴン”が11月12日(土)片町プレーゴで昼夜2回にわたって開催されました。
屋台風の移動型映画館がプレーゴ広場に登場。シルクハット姿もステキな弁士さん「活動弁士・映写技師」小崎泰嗣氏(カイロプティック商會)の活弁を聞きながら、大正末期から昭和初期にかけての風俗・風物を記録した漫画作品や時代劇を上映。
ちびっこから大人まで大勢の方に懐かしくてそして新しい「おもちゃ映画」を楽しんでいただきました。
 ≫金沢コミュニティシネマ http://www.kanazawa-comcine.com/
 ≫「小崎泰嗣、いまのところ。」 http://www17.ocn.ne.jp/~ryuuboku/
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〜ニッケルオデオン・ワゴンとは〜
大正末期から昭和初期にかけて、劇場公開されたフィルムの断片や公開後の使用済みフィルムを再編集してブリキ缶や紙箱に収めて、家庭向けに作られたブリキ製の映写機ソフトとして販売されていた高級玩具がありました。
昭和初期頃、このおもちゃ映画を自転車の後ろに黒幕と手廻し映写機を積んで紙芝居屋さんのように日中の街角で上映する商売が出現しました。日光を利用し、手廻し蓄音機も設けて、電力を一切必要としない、人力による上演を可能としたのが最大の特色です。
今日では忘れられた「おもちゃ映画」の露店興行を自転車を引く屋台風の装置作品として誕生したのが、「ニッケルオデオン・ワゴン」です。昼中はワゴン左右4箇所の黒幕が取り付けられた窓越しに、映写師と共に内部をのぞき込む屋台風スタイルで、2分から4分の作品を映写師のフィルム解説と口上を聞きながら、大人3名(小人は5名ほど)で鑑賞します。夜は手廻し映写機を外に持ち出し、ワゴン後方スクリーンを使用する映画草創期における野外での巡業興行を思わせるスタイルで上映し、映写師の活弁付で30名ほどで鑑賞します。シルクハットも素敵な弁士さんのもと、懐かしい大正末期〜昭和初期の映画が甦ります。
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