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片町マエストロ
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竹中 健次 デザイン=理論
オリジナリティは感性が命、とは思っていない。「感性の泉からわずかにこぼれ落ちたアイデアを技術や知識ですくい上げ、唯一無二の建築物にする」 竹中健次さんの信条は「デザイン=理論」。細部まできちんと説明がつくデザインしか世に送り出すことをしない。彼の原点は、武蔵野美術大学時代に形成された。大学ではパースやスケッチが上手くても点数はもらえない。評価されるのはオリジナリティや発想だ。
「人と同じ物を創っていても絶対に評価されない」「この業界は、時代感も大切」と語る。片町に事務所を構えているのも、時代を肌で感じていたいからという。設計用のマッキントッシュは常に最新型を導入し、インテリアや什器類もヨーロッパ製を好んで使う。「家が一軒建つくらいの投資をしたかな(笑)。でも、洗練された物に囲まれていると、気持ちが引き締まる。意識が自然と高くなるし、仕事の精度や質も上がります」
太古の昔から、住居は人を包み込むためにある。よりよい住空間を提案するには、主人公である人を理解しなければ話にならない。「大いに遊び、人と接し、人とは何ぞやを学び続ける人生です」
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